早速ですがスーツって高価ですよね。
そのスーツの手入れをちゃんと行ってますか?
おそらく、こんな事を思われているのでは。
- めんどくさいな、、
- しないといけないの、、、?
- 子供の面倒で時間が、、、
しかしスーツにブラシを基本的にするだけで大丈夫なんです!
そこで本日はスーツのブラシのやり方をはじめ、手入れについて原因を含めお話します!
この記事を読めばこんなことが分かりますよ!
- スーツにブラシのやり方が分かります。
- スーツの手入れはなぜ行うかが分かります。
- 普段のお手入れはそんなに時間がかからないことが分かります。
- 具体的な手入れ方法がわかります。
- クリーニングの出費も減らせます。
それでは、本編をお話していきます。
スーツの手入れは、なぜするのか?
まずそもそも、ブラシをはじめ、手入れをなぜしないといけないのか?
それは、手入れをしないとスーツを着れなくなり、処分しないといけなくなるから。
具体的にどうなるかと言うと、こんなことになります。
- 虫に食われる
- 変色する
- 毛玉が出来る
なぜこのような事が起こるのかを今から解説していきます。
虫に食われる。
虫に食われる原因は衣類に残った「汚れ」です。
スーツに残っている皮脂や汗などの汚れを虫は好んでいます。
その汚れを食べる際に繊維ごと食いちぎるので、虫食いが起こるんです!
変色する。
変色する原因は2つあり、それらが複合的に作用しています。
汗には水以外に塩分やアミノ酸、乳酸、尿素等様々な成分が含まれています。
これらの一部がスーツの染料を分解してしまいます。
紫外線の強いエネルギーは生地の染料分子を分解する力を持っています。
つまり、汗と紫外線の両方から染料を分解するので著しく色が変化します。
なので汗をかく時期で紫外線も強くなる春から夏にかけては注意が必要です。
蛍光灯も紫外線を発しています。
つまり蛍光灯の下も変色しやすいのでご注意ください!
毛玉が出来る。
スーツを着用していると、生地同士が擦れあい摩擦を起こすことで繊維が逆立ちます。
その繊維が絡み合う事で毛玉になります。
つまり手入れをしないと毛羽立ちが増えていくので、毛玉になりやすいという事です。
具体的に何をすればいいのか?
原因は分かって頂けたと思います。
なので次に具体的にどうすればいいかをお話します。
具体的な手入れの方法は3つです。
- ブラッシング
- シワを取る
- 陰干し
全て行っても3分もかからないので実践してみてください。
ブラッシング
ブラッシングで、外から持ち帰ってしまった皮脂や埃などの汚れを落としてくだい。
これを行う理由はこちら!
- 虫が好む汚れを落とすため。
- 毛羽立った毛並みを揃えて整えるため。
つまり虫食いや毛玉の予防をしているのです。
手入れの中でブラッシングは一番重要です!
シワをとる
シワが入っているスーツはだらしなく見えてしまいます。
そのためシワを取る事は重要なんです!
とは言うものの、ウール100%の生地は基本的に何もしなくていいです。
ウールのスーツはハンガーにちゃんと掛けて、何日かおいているとシワは取れます。
しかしシワが深く入ってしまっている時は1~3のいずれかを行ってください。
1、2、3のいづれかを行った後は風通しの良い所に干しておくだけです。
風通しの良い所で陰干しで保管
陰干しをするメリットはこちらです!
- スーツの中の水分が飛び、カビや虫の発生を抑える。
- 変色を避ける。
前述の痛む原因の予防とも取れますね。
【注意点】
最後に、注意点をお話していきます。
クリーニングについて
クリーニングに出すと綺麗になる反面、スーツに対するダメージもあります。
なのでクリーニングでスーツは痛むので、クリーニングの頻度は極力少ない方が理想です。
理想の回数は下記の回数と言われています!
- 春夏:最低2週間に一回
- 秋冬:1シーズンに一回
しかし「汗っかきの方」や「スーツの着数をそんなにお持ちでない方」は回数を増やす事をおすすめします。
逆に「お持ちの着数が多い方」や「普段着用しない方」「そもそも着る頻度が少ない方」は理想の回数より少なくても大丈夫です。
極力、回数を減らすようにしてください。
かなり汚れた時
夏場で汗を大量にかいてしまった時や、雨の時にずぶぬれになってしまった時など、汚れがかなり激しい場合は、すぐにクリーニングに出すことをお勧めします。
理由はシンプルです。
- 単純に汚い。
- 変色の原因になる。
- 虫食いの原因になる。
冒頭のお話に繋がるので、このような場合はすぐにクリーニングに出しましょう!
寿命
スーツにも寿命があり、以下の状態になると生地がへたっています。
- シワが回復しない。
- すぐにパンツのセンタープリーツ(折り目)が取れる。
- テカりがひどい
このようになると見栄えも良くないので、私的には買換えをおすすめします。
【まとめ】
お手入れに関してまとめました。
- 手入れをしないと虫食い、変色、毛玉になる。
- 手入れはブラッシング、陰干しが特に重要。
- 手入れをする事で、クリーニングの頻度は抑えれる。
以上、ご参考までに^^