ビジネスでのスーツの着こなしで、これはご存知ですか?
「スーツに付けるベルトと革靴の色味は合わせる」
もし知らなかった方は少し損しているかも、、
なぜそのように言えるかを、今回のブログで解説します!
- スーツにベルト合わせる時の基本知識
- ビジネスでスーツに合うベルトの選び方
- 茶色のベルトを使用した具体的な着こなし
それでは本編をお話していきます。
ベルトと革靴の色味を合わせる理由
なぜベルトと靴の色味を合わせないといけないのか?
理由を2つの観点から簡単に説明します。
- 見栄え
- 損得
ではそれぞれ解説します。
見栄えが良く見え、好印象。
まずは「見映え」からご説明します。
早速ですが2つの写真を見比べてください。
見比べた時に、このような感じにませんか?
- ベルトと靴の色が異なる ⇒ ベルトだけ浮いた感じ。
- ベルトと靴の色を合わせる ⇒ 色が同じなので統一感がある。
つまりベルトと革靴を揃えるだけで「大人っぽく清潔感のある」見栄えに見えます。
対してベルトと革靴を揃えないと「ガチャガチャした」見栄えになります。
ちなみに服全体の色味が多くなれば全体をまとめるのが難しく、お洒落に見せる事が難しくなります。私は服を合わせるという観点からも全体の色味は少ない方をおすすめします。
損をする。
次に損得の部分です。
なぜ損をするかというと以下のように思っている方が一定数いるからです。
- ベルトと靴の色味を合わせるのがマナーと思っている方がいる
- 服に無頓着な方と思っている方がいる
世の中にはベルトと靴の色味を合わせるのがマナーと思っている方も一定数います。
つまりそんな方々からビジネス的な常識もないのかという判断をされてしまいます。
また服がお好きな方からは残念な着方に見えてしまっている分、服に無頓着な方と思われることもあります。
なので、ベルトと革靴の色味を揃える方がいいんです。
スーツに合う茶色のベルトの選び方
次にベルトの選び方を下記の流れで解説していきます。
- 選ぶ際のポイント
- NGベルトの具体例
それでは説明していきます!
ベルトを選ぶ際のポイント
まずビジネスで使うベルトはシンプルなベルトにしてください。
そのうえで選ぶ際のポイントとして以下を意識してください。
- 革(レザー)を選ぶ
- ベルトの幅は3~3.5㎝まで
- バックルが派手でない
それでは解説します。
①革(レザー)を選ぶ
ベルトの革は本革の物を選んでください。
理由は2つあります。
- 安いベルトより本革のベルトの方が耐久性があるから。
- 本革の方が高級感があるから。
つまり見栄えと物持ちの両方を本革は持ち合わせています。
②ベルトの幅は3~3.5㎝まで
次にベルトの幅は3㎝~3.5㎝を選んでください。
これも理由は2つです。
- ビジネスでは一般的な幅であるから。
- 私服にも代用しやすい幅だから。
ちなみに4㎝を超えるとカジュアル感が増します。
私服に合わせやすいですがビジネスで合わすのは難しくなります(👇写真)。
なのでベルトの幅は3㎝~3.5㎝を選んでください。
③バックルが派手でない
バックルも上の写真のような派手でないバックルを選んでください。
理由は言わなくても大体わかるかと思います。
派手だとかなりカジュアルになるから
④革靴と色や素材感を合わせる
最後のベルトを選ぶポイントは革靴と色や素材感を合わせるです。
理由はこちら
見栄えが良くなるから
前述した通りです。
革靴と色味を合わせる事で統一感が出ます。
さらに言うと、革靴がスエードの場合、ベルトもスエードだと一層まとまります。
このように素材感まで合わせられると、さらにGOODです!
NGベルトの具体例
基本的には先ほどのお話したベルトと真逆です。
カジュアルなベルトはビジネスでは不向きなので注意してください。
特に避けるべきベルトはこの二つです。
- 革でないベルト
- バックルが派手なベルト
革でないベルトはカジュアルな印象が強すぎるのでスーツに合いません。
またバックルが派手なベルトは威圧的な印象となりあまりおすすめ出来ません。
なのでカジュアル感の強いベルトはスーツに合いませんので避けてください。
ベルトに茶色を使用したスーツの着こなし例
最後にベルトと革靴を合わせたスーツの着こなし例です。
勤めていた時に茶色をよく聞かれたので、今回は茶色にしぼっています!
ただし、ベルトがジャケットに隠れて見えていないのもあります、、、
そこはご想像していただけると幸いです、、
- ネイビースーツ
- グレースーツ
- ブラウンスーツ
それではご覧ください。
ネイビースーツ
紺色に茶色はよく使われる合わせ方です。
ちなみに、この組み合わせを「アズーロ・エ・マローネ」と言います。
なので基本的にネイビースーツには茶色が合いますよ!
グレースーツ
色味のトーンが明るいグレーは茶系と本当に相性がいいです。
ベルトと革靴の色味が濃い茶系から明るい茶系まで何でも合いますよ!
ブラウンスーツ
ブラウンスーツは同系色となるので、全体的にまとまります。
個人的にスーツの色味よりも濃い色のベルトと革靴がおすすめです!
【補足】あると重宝するベルトと靴の色味
最後にベルトと革靴の色味です。
おすすめを単刀直入に答えるとこの2色!
- ブラック
- ダークブラウン
理由としてはどんな色味のスーツにも合わせやすいからです。
個人的にダークブラウンの革靴は汎用性が高いので、持っておいて損はないですよ。
私が勤めていたスーツ屋では多くの店員がダークブラウンの革靴を履いていました。
【まとめ】
今回はベルトと靴の色味についてお話しました。
本日の内容をまとめました。
- ベルトと革靴の色味を揃えないといと損する可能性がある。
- ベルトを選ぶポイントはカジュアルにならないようなベルトを選ぶ。
- 革靴を買い足すなら「ブラック」「ダークブラウン」がおすすめ。
以上、ご参考までに^^