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ポリエステルのスーツは安っぽいの?元スーツ店員の目線から全解説!

スーツ生地の選び方
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スーツを買いに行く時や検討している時「安いスーツがいいな」と思いますよね。
しかし、こんな心配事ってないですか??

スーツが安っぽく見えない?

俗に言う安かろう悪かろうですね。
そこで今回はポリエステルのスーツの特徴を解説していきます。

この記事を読めばこんなことが分かります。
  • ポリエステルのスーツが安っぽいのかが明確になります。
  • ポリエステルのスーツの特徴が分かります。
  • スーツで安かろう悪かろうという考えが無くなります。

それでは解説していきます^^

ポリエステルのスーツは安っぽく見えるのか?

まずはポリエステルのスーツは安っぽく見えるのか?についてです。
元スーツ店員の私の結論は「安っぽく見える」です。
理由はこちら。

  • 光沢があまりない物が多い
  • 生地の質感が硬い

高級なスーツはウール100%であることが多いです。
そのウールの光沢はというと、ポリエステルには無い自然な綺麗さがあります。
また質感も滑らかで肌触りがすごく良いです!
なので比較した時に、どうしてもポリエステルのスーツは安っぽく見えてしまいます、、

👇ウールとポリエステルの特徴を知りたい方はこちらも参考に

ポリエステルのスーツを安っぽく見せないようにするには?

ではこんなことを思わないでしょうか?

ポリエステルのスーツを安っぽく見えないようにするにはどうすればいいの?

その回答がこちらです!

光沢のあるポリエステルのスーツを選ぶ

正直、ウールの自然な光沢ではないです、、
しかし、ある程度の質は保たれます!
生地の質感に違和感がありますが、安っぽいとはなりにくいですよ!

ビエラーノフィニッシュ」(下写真)というスーツがおすすめ。
ポリエステルスーツの中でも光沢があります^^

安いスーツはなぜポリエステル素材なのか?

安いスーツにはほとんどポリエステルが使われています。
理由はこちらです。

  • 生地の仕入れが安い
  • 生地が硬い

それぞれお話します!

生地の仕入れが安い

ウールのような天然物よりもポリエステルの値段が安い事が挙げられます。
つまり仕入れの値段がそもそも安いので、連動してスーツの価格の値段も安くなっているという訳です。

生地が硬い

ポリエステルは糸の中に芯が入っているような感じです。
なので、ウールのみで作られた生地よりもポリエステルを含んだ生地の方が硬くなります

タコ糸とワイヤーをイメージしてください!

例えるなら、ポリエステルはタコ糸の中にワイヤーが入っている感じです!

  • タコ糸→柔らかくしなやか→ウール
  • ワイヤー→堅く、折り曲げづらい→ポリエステル

ウールの生地よりもポリエステルの生地の方が折り曲げにくい!
つまりそもそも生地が堅いので生地は強いと言えます。

  • 耐久性がある。
  • シワに強い

生地が強いという事は言い換えると上記の特性に繋がるということです!

ポリエステルのスーツのメリット

次にポリエステルのスーツには勿論メリットがあります!

  • 値段が安い
  • 生地が強い
  • 機能的なスーツが多い

それぞれ解説します。

値段が安い

まず糸の特性として、糸は細くなればなるほど、値段が高くなっていきます。
なぜなら糸が細いと生地を作るために必要な技術やスキルも高い物を要求されるからです。
つまり細い糸で構成される生地は手間暇がかかるという事です。
ポリエステルのスーツはというと、その逆!

使われる糸に手間暇がかからないので、値段が安くなる。

例えるならペンキ塗りです。
壁にペンキを塗る時に太い筆を使うと早く塗り終えます。
逆に絵の具で使うような細い筆で壁を塗っているとかなり時間がかかりますよね。
ここでの細い糸は細い筆と同じような感じです。
より時間も労力も使っているという事になります。

低価格のスーツは、作りやすさという点からも値段の安さに影響しているという事です。

生地が強い

低価格のスーツは糸が太いので、このような特徴もあります!

  • 生地に耐久性がある。

太い糸で構成された生地は強く、堅くなります。
ここではロープとタコ糸をイメージをしてください。
ロープくらい太くなると人命救助に使われたり、運動会の綱引きで使われています。
肌触りもタコ糸に比べるとゴワゴワした感じもイメージできるのではないかと。
つまり、糸が太くなればなるほど、糸の強度が上がるということです。

👇ポリエステルのスーツでおすすめはこちらです。

機能的なスーツが多い

最後はこちらです。

機能的なスーツが多い。

ストレッチ、丸洗いなどできる機能的なスーツはポリエステルがほとんど。
なぜポリエステルが多いのか?
ポリエステルは熱に強く、熱加工できる種類が多いからです。
ポリエステルのスーツは仕事を快適にできるビジネスマンの味方と言えますよ^^

👇こちらのお店は機能的なポリエステルのスーツが豊富です。

ポリエステルのスーツのデメリット

ポリエステルのスーツのデメリットはこちらです。

  • 生地が硬く、着心地はそれほど良くない。
  • 静電気が起きやすい。
  • シワになると取れにくい。
  • 擦れると学生服のようにテカる。
  • 毛玉になりやすい。

ポリエステルのスーツを選ぶ際は、耐久性と上記のデメリットを考慮してくださいね!

👇毛玉になりやすい理由はこちらで解説しています。

まとめ

ポリエステルのスーツは安っぽいのか?について今回解説しました。
まとめると下記です。

まとめ
  • ポリエステルのスーツはウール100%と比べ、安っぽい
  • ポリエステルのスーツは耐久性があり、シワに強い生地
  • ポリエステルのスーツの生地感はゴワゴワした感じ
  • ポリエステルのスーツは仕入れが安いので、低価格になる

以上、ご参考までに^^

👇ウールとポリエステルの特徴を知りたい方はこちらも参考に
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