スーツと革靴を完璧にしてもある部分の着こなしに失敗するとダサいになってしまいます!
それがどこかと言うと「靴下」なんです。

スーツに合わせる靴下って何でもいいんじゃないの?
このように思われている方はご注意ください。
ダサい着こなしになっているかもしれません、、、
一番NGなのはスーツに白の靴下履くこと!
なので、本日はスーツに白い靴下を合わせるのがNGなのかについてお話しします!
また絶対にダサいとならないスーツと靴下の合わせ方についても解説していきます。
- スーツに白の靴下がNGな理由
- スーツで失敗しない靴下の選び方
- 具体的にスーツにどういった靴下が正解なのか?
それでは本編に移りたいと思います。
スーツに白の靴下がNGな理由について

スーツに白の靴下がNGな理由は歴史的背景があります。
その背景とはこちら。
スーツに合わせる靴下はヨーロッパとアメリカの両方の考えに日本は影響を受けています。
なので、
- 「靴下はスーツの色味と合わせる」
- 「白の靴下はスーツではマナー違反」
として認知されているのです。
こういった理由により、ビジネスでのスーツに白の靴下はNGとされているのです!
スーツで失敗しない靴下の選び方

次に、スーツで失敗しない靴下の選び方についてです。
早速、結論から申し上げます。
靴下の色味はスーツもしくは革靴の色味と合わせる
なぜこのような結論に至るのかを、
この2つの視点から説明していきます!
歴史的背景
靴下の色味をスーツか革靴に合わせる理由は前述のヨーロッパの考えがあるからです。
スーツの足元に統一感を持たせることがマナーとして定着している
この考えが日本にあるので、色味は合わせた方がいいのです!
視覚的理由
次に視覚的理由をお話していきます。
なぜスーツか革靴の色味に靴下を合わせた方が良いかはこちらの理由からです!
スーツと革靴がつながったように見えて全体的にまとまった印象になる
逆に靴下だけが派手だと下の写真のようになります。
スーツと革靴が馴染まずバラバラな感じに見えやすいです。

そこで極端ですが今から言う人を想像してみてください。
「全身スポーツジャージを着ており、ビジネスで使う革靴を履いている人」
このような方を見かけたらどうでしょう?
ユニフォームと革靴がそれぞれ独立した感じですごく違和感ですよね。
つまり言いたいことはこういうことです。
ドレッシーな物とカジュアルな物というイメージが違いすぎる物同士を合わせると、それぞれが独立したように見える。

ビジネスシーンでドレッシーなアイテムにカジュアルな靴下は合わせにくいです。
合わせるのはかなり難しくなりますので、ご注意ください!
具体的にスーツにどういった靴下が正解なのか?

それでは具体的にスーツにどういった靴下が正解なのか?
これについて以下の流れでお伝えしていきます。
それでは解説していきます。
1. スーツに合わせてOKな靴下
まずあわせてスーツに合うOKな靴下からです。
ここでは「色味」と「柄」でそれぞれ解説していきます。
スーツに合わせる靴下の色味

結論から申し上げるとスーツに合わせる靴下の色味はこの4色にしてください。
- ブラック
- ネイビー
- グレー
- ブラウン
理由は簡単で日本のビジネスシーンの着こなしに多い色柄だからです。
たとえばスーツ色味の大半は黒・紺・グレーの3色となります。
また革靴の色味も黒かブラウンが大半です。
なので全体的なまとまりという観点から日本では黒・紺・グレー・ブラウンの靴下が一番スーツに馴染む色味と言えます。
スーツに合う靴下の柄

ビジネスシーンで選ぶべきスーツに合わせる靴下は、下記の靴下を選んでください。
- 無地の靴下
- 主張が激しくない柄の靴下
理由はあまり派手な柄だと靴下の主張が激しく、全体的なまとまりが損なわれるからです。
またビジネスシーンではカジュアルな場というよりフォーマルな場と言えます。
そのためカジュアルな靴下はあまり相応しくありません。
TPOに合わせた靴下をチョイスしてくださいね!
2. スーツに合わない靴下
では逆にスーツに合わない靴下についてです。
具体的にはこちら。
- 白の靴下 ⇒ 歴史的背景からNGだから。
- 派手な柄の靴下 ⇒ スーツのドレッシーさに対しカジュアルすぎるから。
- スポーツソックス ⇒ スーツのドレッシーさに対しカジュアルすぎるから。



つまり歴史的背景の影響とイメージの相違により、視覚的に不自然に見えるということです。
靴下に関する実際にあったエピソード
最後に実際にあったエピソードをお話します。
実はむかし勤めていたスーツ屋でこんなことがありました。
過去にあった入社当時のスタッフの話
ある入社当時のスタッフのお話です。
そのスタッフはシックなスーツに真っ赤な靴下を合わせ出社してきました。
それを見たスタッフ全員が「ん、、、⁈」と感じてしまいます、、
理由は先ほどお話した通りです。
あまりにも靴下の主張が強く、靴下だけ独立した感じに見えていたから。

スーツか革靴の色味と靴下の色味を次回からそろえてほしい。
当時の店長はそのスタッフに優しく靴下の色味を指摘していました。
指摘されたスタッフのその後
指摘された後はどうなったかというと、ちゃんと靴下の色味をあわせるようになりました。
当の本人もこんなことを後で言っていましたよ!

色味を合わせた方がシルエット全体の色味がまとまっていいですね!
本人にも好印象だったようです。

そのスタッフは、もともと靴下の色味を変えた方がアクセントになって良いと思っていました。なのでスーツの雰囲気おかまいなしに、あえて靴下の色味をいつも変えていたようです。。
たしかに色味を変えて個性を出しオシャレにする方もいらっしゃいます。
しかし合わせ方は難しく、場合によってはこのスタッフのようにダサくなるなんてことも、、、
靴下を強調する際はご注意ください!
まとめ
本日はスーツと靴下の合わせ方についてお話してきました。
内容をまとめると以下となります。
- 歴史的に奴隷は白の靴下を履いていたので色味のある靴下を履く習慣がある。
- スーツの足元に統一感を持たせることがマナーとしてヨーロッパでは定着している。
- 靴下をスーツか革靴に合わせる事で全体的にまとまりが出る。
- 黒、紺、グレー、ブラウンの4色かつ無地もしくは主張が激しくない柄の靴下がスーツと相性が良い。
以上、ご参考までに。