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ジョンフォスターの生地のランクは?サラリーマン必見の王道のスーツ

スーツ生地ブランド
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スーツを購入するときにジョンフォスター」を進められた。
また自分の持っているスーツがジョンフォスターだった。
ただジョンフォスターと聞いてイメージ出来る方は少ないと思います。

ジョンフォスターの生地のランクってどのくらい?本当にいいの?

こんなことを思っている方もいるのでは、、、
そこで今回、ジョンフォスターをスーツ元店員の経験から詳しく解説していきます。
この記事ではこんなことが分かりますよ!

  • ジョンフォスターの生地のランク
  • ジョンフォスターの世間的評価
  • ジョンフォスターの生地について
  • ジョンフォスターとは、どういう会社なのか

それでは解説していきます。

ジョンフォスターの生地のランクについて

まずはジョンフォスターの生地のランクについてです。
実際にスーツ店員として勤めていた時の印象はこちら。

インポート生地の中でミドルクラス

正直言うと安くもなく、高くもなくといったところです。
しかし品質から言うとコストパフォーマンスが高いと言えます。

元勤め先ではカノニコやREDAと同じくらいの価格設定でした。

ジョンフォスターの世間的な評判はどうなの?

まずジョンフォスター社の世間的な評判についてです。

国際的な賞を何度も受賞している

ジョンフォスターは創業から今までで賞を多く受賞しています。
一例を簡単に記載しました。

ジョンフォスターの受賞歴
  • 1851年にロンドン博覧会でモヘア生地で一等を、糸では金メダル受賞。(写真上)
  • 1960年~70年代にかけて、ジョンフォスター製品が色々な国際的な賞を受賞。(写真下左)
  • 2006年に「英国女王賞 国際貿易部門」を受賞。(写真下右)

見ての通り、何度も賞を受賞しています。
ジョンフォスターの数々の製品が国際的に認められているといえます。
また女王賞を受賞している事から、企業としての評価も高いことが伺えます。

英国女王賞

女王陛下により毎年贈られるもっとも名誉あるビジネスにおける功績を称える賞。
成功を収めた英国の企業・機関を認定するもの。

そもそもジョンフォスターってどういう会社?

引用:https://john-foster.co.uk/history/

数多くの賞を受賞するジョンフォスター。
実際どういう会社なのかを、ここでお話します。

  1. ジョンフォスターの簡単な歴史
  2. ジョンフォスターの考え

それではお話していきます

1.ジョンフォスターの簡単な歴史

 ブラッドフォードの周辺で糸や地元で作られた生地を買い取る取引を行ったのが始り。
1835年に工場を建設し織物工場として生地の生産を始めていきました。
産業革命の後押しもあり、ジョンフォスター社は新しい機械にどんどん設備投資。
これにより生産力が上がり、1851年には地域の中心的な企業として成功しました。

 第一次世界大戦の時に本業とはすこし離れた仕事を行っていました。たとえば連合軍の制服やニット製品の材料提供がそれに挙げられます。また戦争により障害を持ってしまった方へ積極的に労働提供を行うことで社会に貢献していました。実際に元軍人の労働者167人の内、38人の障害を持ってしまった方を雇っていました。

 その後、企業を発展させるうえで国外のマーケットの開拓にも力をいれ、1988年には売上高の60%が輸出による売上高になったようです。現在は特に日本と東アジアはジョンフォスターにとって重要な輸出市場になると考えているようです。

2.ジョンフォスターの考え

ジョンフォスターとしての正義を貫くのであれば、お客様の求める製品のために原材料から仕上げまで常に改善する方法を探し続けなければならない。

これはジョンフォスターの専務の言葉があります。
実際のジョンフォスターのHPをみると、歴史や技術、伝統においてジョンフォスターこそが繊維業界の中心であり、ベンチマーク的な存在であり続けないといけないという絶対的な誇りを持っており、そのために日々、努力し続けている事が伺えます。

>>ジョンフォスターの公式サイトはこちらから
ジョンフォスター

ジョンフォスターの生地について

引用:https://www.global-style.jp/enjoy-order/?p=3384

ジョンフォスターは歴史もあり、企業と生地の評判も国際的に認められています。
そんな評価の高いジョンフォスターの生地の特徴について解説します。

  1. 生地の特徴
  2. 仕上がりの印象
  3. 日本での種類の数
  4. 価格帯について

自身の経験則も交えながら上記の流れでお話します

1.生地の特徴

ジョンフォスターの特徴として以下が挙げられます。

  • コストパフォーマンスが良い
  • 耐久性が高い
  • 生地の質感がちょうどいい

価格について後述しておりますが、そこまで高額になりません
しかも生地の耐久性もあるので、長持ちしやすい生地です。
また生地自体の肌触りは本来のイギリス生地の堅さでなく、イタリア生地程柔らかくもありません。
つまりちょうどよい堅さの肌触りも特徴です。

👇イタリア生地、イギリス生地の違いについてはこの記事がおすすめ

2.仕上がりの印象

仕上がりは光沢感が少ないためクラッシックな印象となります。
なので誠実で真面目な印象を相手に与えれます。
個人的な感想ですが、生地の色柄も激しい色や柄は少なく、ベーシックなものが多い印象です。

3.日本での種類の数

結論から申し上げて、種類の数はそこまで多くありません
なので派手さがある生地は少なく、ビジネス向きのベーシックな柄が多めです。
また日本でジョンフォスターのバンチブック(生地の見本帳)が何冊も置かれているお店を見た事が正直ありません。下記の写真のバンチブック(発行元:鷹岡株式会社)にまとめられていることが多いです。

ジョンフォスターをお探しの方は写真のバンチブックを探してみてください。

このバンチブックの表紙は茶色の時もあれば、赤色、緑とシーズンによってコロコロ変わります。
そして写真の記載の「WOODHEAD」はジョンフォスターと違い、別メーカーです。
(バンチブックの中でジョンフォスターからWOODHEADに変わる際に透明な仕切りがあるので、見分けがつくと思います。)

引用:https://www.kleis.co.jp/11733

4.価格帯について

前述のとおり日本では流通量が少なく、そこまで種類も多くありません。
価格もカノニコゼニアのような生地の種類によるバラつきも少ないです。
購入できるおおよその価格はこちらで、品質から見ると安いです。

ジョンフォスターの価格:5万円~7万円

ただしお店による価格のバラつきはございますので、悪しからずご了承ください。

👇ジョンフォスターと同じ価格帯でよく比較される生地

まとめ

本日はジョンフォスターについてお話してきました。
内容をまとめると以下となります。

まとめ
  • 国際的に評価された技術力と歴史と伝統がある会社。
  • 生地感は耐久性があるので長持ち。なのに価格も安め。
  • 光沢感もそこまでないためクラシックな印象となる。
  • 日本ではそこまで種類が多くない。
  • 柄はベーシックが多めなのでビジネス向けのスーツになる。

以上、ご参考までに^^

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