スーツの購入の際にこんな事考えませんか?
長持ちするスーツが欲しいな。
良いスーツがほしい。けど出費も少なめの方がいいな。
仕事でも結婚式でも使えるようなスーツが欲しい。
もしこんな事を思われた方にアルフレッドブラウン社の生地をおすすめします。
なぜならコストパフォーマンスがよく、お仕事でつかいやすく見栄えもいい。
そして誰もが知る○○でも着用されているからです。
そこで本日のテーマはこちらです。
アルフレッドブラウンを知らない?全人類が知る○○で採用される生地
この記事を読めば、
- アルフレッドブラウンのすごい実績が分かります。
- アルフレッドブラウンの生地の特徴が分かります。
- アルフレッドブラウン(エンパイアミルズ)の評価が分かります。
この3つが分かる事で、私がなぜアルフレッドブラウン社をおすすめするかが分かります。
それでは本編をお話していきます!
【アルフレッドブラウンとは、どういう会社なのか?】
ここでは「簡単な歴史」「考え」「実績」からアルフレッドブラウン社についてお話していきます。
簡単な歴史

1915年、ハーバート・ブラウンがリーズに「ブラウン&サンズ」という会社を設立した事が始まりで、工場(工場名:エンパイアミルズ)では最初、軍、警察、消防のための制服を作っていました。
1930年代にリーズでは織物産業が発展していきます。
企業が発展していく中で、ブラウン&サンズはリーズの織物産業の中心的な会社となり、織物産業での地位を確立しました。
そして、1954年にアルフレッド・ブラウン(ワーストミルズ)株式会社と社名変更してから、最先端の織機や技術にどんどん投資していったことで、会社をさらに発展させていきました。
1990年代から欧州、日本に対して輸出を増やしていったことで、現在、世界中の小売業者、デザイナー、衣類を供給できるようになりました。
アルフレッドブラウン社の考え

「豊かなデザインと短い納期、品質とサービスを向上することで勢いを止めず」
をモットーとして考えており、いつの時代にも最先端の技術を取り入れ生産の効率化を図るとともに、より細い糸を使用できるようになった事で、さらに高品質な生地を作り出し続けています。
アルフレッドブラウン社の実績

実績としては
- 100年以上続いている会社。
- 30の織機で毎年120万メートルを生産。
- ハリーポッターで使用されたホグワーツのマントを製作した。
- オリンピック代表着用スーツのスーツ生地に採用された。
- サッカーイングランド代表着用スーツのスーツ生地に採用された。
大企業からや国際的な組織から依頼を受けている会社と言えます。
歴史のまとめ
・100年以上の歴史がある会社。
・常に最先端の技術を導入し品質と効率化を向上させてきた事で信頼を獲得。
・国際的な行事に使われるスーツの依頼を受けるまで発展してきた企業。
ではアルフレッドブラウン社の生地はどういうものかを次にお話していきます。
【アルフレッドブラウン(エンパイアミルズ)の生地について】


まず最初に上記写真をご覧ください。
生地タグの名前に「Empire Mills」と「ALFRED BROWN」、「WOODHEAD」と記載されています。
しかし3つともアルフレッドブラウン社が手掛けている生地です。
なのでお店で見かけた際は同じ会社の生地だと思ってください。
豆知識はそんなところで、それでは生地についてお話します。
特徴
- 生地感がしっかりしており、耐久性がある。
- シワに強い。
- コストパフォーマンスが良い。
典型的なイギリス生地らしいハリとコシのあるしっかりした生地感が特徴です。
さらにイギリス生地はそこまで光沢が強くないのが多いです。
しかし最近の生地でも秋冬物のエンパイアミルズはイタリア生地のような綺麗な光沢があります。
なのでエンパイアミルズで仕立てたスーツには見栄えに高級感があります。
逆にWOODHEADの生地は通年を通して光沢がそこまで強くありません。
昔ながらのイギリスらしいスーツを考えている方はWOODHEADの生地がおすすめです。
日本での種類の数
ジョンフォスター同様にそこまで日本での流通は多くありません。
なので種類の数が多くないのが現状と言えます。
しかしジョンフォスターと同じように、お仕事で使いやすい色柄が多めです。
ビジネスシーンのスーツをお探しの方にはピッタリでもあります。
※エンパイアミルズは写真のようなバンチブック(発行元:マルキシ株式会社)に一部収録されています。冊子の色は青か茶色ですので割と見つけやすいかと思います。
ちなみにこのバンチブックはイギリス生地のみを収録されていますが、渋めの生地も多くあるので、個人的にはお勧めです。

価格帯について
ジョンフォスターの時と同じように日本での流通量が少なく、そこまで種類も多くないので、価格もカノニコやゼニアのような生地の種類によるバラつきは少ないです。購入できる金額として
5万円~7万円
が多い印象で、品質の割に安いです。以前ご紹介したジョンフォスターと同じくらいと考えてよろしいかと思います。
ただしお店による価格のバラつきはございますので、悪しからずご了承ください。
生地についてのまとめ
・生地に耐久性がありシワに強い。さらにコストパフォーマンスも良い。
・色柄は派手なものが少なく、お仕事でつかいやすい。
・価格は5万円~7万円前後。
【アルフレッドブラウン(エンパイアミルズ)の評価】

他社からの評価
先程の実績を振り返ると
- ハリーポッターで使用されたホグワーツのマントを製作した。
- オリンピック代表着用スーツのスーツ生地に採用された。
- サッカーイングランド代表着用スーツのスーツ生地に採用された。
という映画の衣装や国際的な祭典や行事に採用される事から、かなりアルフレッドブラウン社の信頼があつい事が伺えます。
取り扱っているお店
- HANABISHI
- テーラー渡辺
- GINZA Global Style
- SUIT SELECT など
生地の価格も比較的安価であるため、町のオーダースーツ屋が多く仕入れています。
お客様やスタッフの反応
私が勤めていた所で扱っていたのは「エンパイアミルズ」なのですが、イギリス生地のしっかりした生地感で仕事での使いやすさがあり、イタリア生地並みの光沢感もあったので、結婚式と仕事の両方で使いたいという要望の方が良くお買い求めいただいていました。
同じ店舗のスタッフ2人が結婚式があるという事でエンパイアミルズのネイビーの生地で作っていました。また、ジョンフォスターとエンパイアミルズを比較した時に、タグがカッコいいというのも相まって、エンパイアミルズの方を好きなスタッフが多かった印象もあります。
【まとめ】
アルフレッドブラウン(エンパイアミルズ)は
- 100年の歴史と国際的な行事に使用されるだけの信頼と実績がある。
- 秋冬の生地は特に、しっかりしつつも綺麗な光沢感を放っているので、仕事と式典との兼用がしやすい。
- 価格も比較的に安い。
以上、ご参考までに^^
よくアルフレッドブラウン社と比較される生地です。気になる方は下記のブログをご覧ください。 スーツの生地【イギリス編】実用的なのに家計も喜ぶジョンフォスター