ホーランドシェリー「欲しい生地が無い」は言わせない最強生地商社

スーツ生地ブランド

社会人の方で「良い年齢になってきたので高級なスーツを1着は欲しい。」
若い方でも「成人式などで目立つスーツが欲しい。」
このような事を思われた方もいらっしゃるのでは無いのでしょうか?しかし

どのメーカーが良い生地なの?

奇抜でめずらしい生地が多いのはどのメーカー?

と疑問に出てくるかと思います。
この二つの疑問に解決できる生地はここです。

ホーランド&シェリー

この生地は最高級の生地を扱い、色柄はベーシックかつ奇抜なものまで全て持っています。

そこで本日はホーランドシェリー「欲しい生地が無い」は言わせない最強生地商社というテーマでお話していきます。

この記事を読み終えると

  • ホーランド&シェリーという会社の実績がわかります。
  • 生地の特徴や種類について詳しくなります。

後にお話しますがお客様から珍しい生地の要望を受けた時、スタッフのほとんどは一番にホーランド&シェリーから探します。
つまりホーランド&シェリーならあるというスタッフからの信頼が厚い生地商社ということです!

それでは本編にいきましょう!

ホーランド&シェリーとは

ホーランド&シェリーを知っていくうえで、どのような会社なのかということを

  • 歴史
  • 強み
  • 実績

の流れでお話していきます。

歴史

引用:http://www.m-int.co.jp/story/

英国高級服地の商社としてホーランド&シェリー社は1836年にロンドン、ボンド・ストリートにて創業されました。
創業当初から英国外マーケットへの輸出に重きを置いており、また注文数だけカットして販売するビジネススタイルを貫いています。
その他にも反ベースの販売は基本的には行っておらず、量産既製服用の提供は差し控えているので、ホーランド&シェリー社はオーダー専門の生地商社として地位を確立してきました。
早くから世界に目を向けた戦略と自社のブランドの確立により、170年以上の長きに渡ってその服地を世界中に提供し続けています。

ちなみにバンチ見本(写真)を用いた販売方法を、世界で初めて行った会社でもあります。

引用:tsusaka.exblog.jp

強み

ホーランドシェリーの強みは豊富なコレクション数にあります。
取り揃える素材は最高級が大前提で、かつ、その種類は

  • 春夏と秋冬の各シーズンで取り揃える素材が約30種類
    (ウール、コットン、シルク、リネン、カシミア、ビキューナなど)
  • それぞれの素材で30~80パターンの色柄を揃えている。

つまり、年間平均約3,000パターンの服地をコレクションとして用意しています。この総量は世界一で、ヨーロッパの他社と比較しても圧倒的な数量です。

実績

  • 一日の世界中からの受注数は平均600着。多い日は1000着。
  • 受注した日に全てカット及び発送のため、海外の取り寄せにしては納品が早い。
  • 現在、世界中で展開しているほとんどのテーラーが取り扱っている。

テーラーであれば誰しもが知っている処から、知名度の高さも今までの積み重ねのたまものと言えると思います。

ここまでのまとめ
ホーランド&シェリーは質の良さと種類の多さで実績を上げ、世界各国のテーラーと取引するまでになった。

【生地について】

次に生地です。ホーランド&シェリーに限らず各社、生地に特徴や種類があります。
それについて以下の流れでお話していきます。

  • 生地の特徴
  • 代表的な生地
  • 価格

ではお話します。

生地の特徴

引用:strasburgo.co.jp

基本的な生地の特徴はこんな感じです。

  • 生地にハリとコシがあり、しっかりしている。
  • 耐久性がある。
    珍しい柄も含めて色柄が豊富にある。

特に生地の色柄のバリエーションがかなり豊富なために、ほぼすべての生地を取り揃えていると思って頂いて構いません。なので、無難な色から奇抜の色、光沢がある生地と無い生地、ビジネス用とパーティー用の生地など本当に色々あります。
実際にお客様に求められている生地でかなり珍しい柄の場合は、私もホーランド&シェリーから探していたくらいです。

代表的な生地

数があまりにも多いので、ここではビジネスで使いやすい生地だけをご紹介します。

インターシティ

目付が370g/mとしっかりした生地で、秋冬の人気生地です。シワが出にくく、耐久性もあるのでビジネスシーンにもってこいの生地でもあります。また仕立て映えもするので、見栄えからも高級感を出せる生地でもあります。
このバンチブックの色柄もイギリスの伝統的な柄が多いのもビジネスシーンに最適かと思います。

クラシックウーステッド

こちらの生地はホーランド&シェリーが最も長く継続し続けているコレクションの一つで定番と言われている生地でもあります。
秋冬の生地ですが、先程のインターシティよりもまだ生地感が厚く、しっかりしております。しかし、着用感はソフトな着心地が特徴です。

③クリスペア

世界で一番ポピュラーである春夏生地です。独特のシャリ感をもち、抜群のハリとコシで耐久性に優れた通気性のある生地で、皺になり難いトラベル・スーツとして最適な素材です。

私はこのスーツで仕立てておりますが、シワに強く、光沢はそこまで強くないですが、素材の高級感がすごくあります。

価格

価格はホーランド&シェリーのどの種類の生地かによってかなり変わりますが、ビジネスに使う生地であれば、フルオーダーを除いて、

平均12万円前後

かと思います。お店によっても変わりますので、悪しからずご了承ください。

【他社から見た評価】

最後に他社から見た客観的な評価をお話していきます。

国内での取り扱い店

  • azabu tailer
  • GINZA Global Style
  • テーラー渡辺
  • 銀座英國屋
  • イギリス王室
  • イギリス高級テーラー
  • フランスの高級衣料メーカーなど

日本だけでなく世界のほとんどのオーダースーツのお店は取り扱っており、値段もどこも高額であることから、それだけの品質であることが伺えます。

勤めていた時のスタッフの反応

どのスタッフも高価なものとしての認識があり、品質に疑いを持っているスタッフはいなかったです。また珍しい柄や色を購入しているスタッフは、ホーランド&シェリーから大体選んでいました。社販でもそこそこ値段はしても、ドンピシャな生地がホーランド&シェリーにしか無かったので購入していたようです。
接客の際も、珍しい柄を求められた時に、真っ先にホーランド&シェリーから探すスタッフもいました。つまりスタッフは珍しい生地=ホーランド&シェリーという認識になっていました。
それだけどのような柄でも対応できるだろうという信頼をホーランド&シェリーはスタッフから勝ち取っていました。

ここまでのまとめ
・どこのテーラーにもあるくらい会社として信頼がある。
・働くスタッフもホーランド&シェリーなら珍しい柄でさえ対応できると思っている。

【まとめ】

ホーランド&シェリーは

  • 歴史は170年以上続く実績がある。
  • 生地の種類の多さは世界一を誇り、しかも質は最高級。
  • 世界のほとんどのテーラーで取り扱いがあり、働くスタッフにも珍しい生地を探す際に頼られている会社。

以上、ご参考までに^^

残念ながらgentileはまだ仕入れておりません。
なので今後仕入れる事ができるように頑張っていこうと思いますので、応援よろしくお願いいたします!

関連して高級イギリス生地を取り扱うドーメルやスキャバルのブログもあります。比較したい方は下記よりご覧ください^^
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