【ジョンフォスター】日本での王道を走る!誰もが着れるスーツの生地

スーツ生地ブランド

長持ちするスーツが欲しい、、、。けどスーツの出費も抑えたいな、、、、

安っぽいスーツはイヤだな、、。でもあからさまに見た目で上司よりも良いスーツと分かるのも気が引ける、、、

もしこんな事を思われた方に私は「ジョンフォスター」をおすすめします。なぜなら日本特有のビジネスマンのイメージに一番適しており年代問わず選べれるからです。
ただジョンフォスターと聞いてイメージ出来る方は多くないと思いますので、今回、ジョンフォスターがなぜおすすめなのかを詳しく解説していきます。

本日の内容
・ジョンフォスターとは、どういう会社なのか?
・ジョンフォスターの生地について
・ジョンフォスターの世間的評価

それでは解説していきます。

ジョンフォスターとは、どういう会社なのか?

まずはジョンフォスター社どういう会社なのかについてお話していきます。

1.ジョンフォスターの簡単な歴史
2.ジョンフォスター考え
3.ジョンフォスターの実績

それではお話していきます。

1.ジョンフォスターの簡単な歴史

引用:https://john-foster.co.uk/history/

 ブラッドフォードの周辺で糸や地元で作られた生地を買い取る取引を行ったのが最初の始りで、1835年に工場を建設し織物工場として生地の生産を始めていきました。産業革命の後押しもあり、ジョンフォスター社は新しい機械にどんどん設備投資したことによって生産力を上げていき、1851年には地域の中心的な企業として成功しました。
 第一次世界大戦の時に本業とはすこし離れた仕事を行っていました。たとえば連合軍の制服やニット製品の材料提供がそれに挙げられます。また戦争により障害を持ってしまった方へ積極的に労働提供を行うことで社会に貢献していました。実際に元軍人の労働者167人の内、38人の障害を持ってしまった方を雇っていました。
 その後、企業を発展させるうえで国外のマーケットの開拓にも力をいれ、1988年には売上高の60%が輸出による売上高になったようです。現在は特に日本と東アジアはジョンフォスターにとって重要な輸出市場になると考えているようです。

2.ジョンフォスターの考え

「ジョンフォスターとしての正義を貫くのであれば、お客様の求める製品のために原材料から仕上げまで常に改善する方法を探し続けなければならない。」

これはジョンフォスターの専務の言葉があります。実際のHPをみると、歴史や技術、伝統においてジョンフォスターこそが繊維業界の中心であり、ベンチマーク的な存在であり続けないといけないという絶対的な誇りを持っており、そのために日々、努力し続けている事が伺えます。

3.ジョンフォスターの実績

最後にジョンフォスター社の実績ですが、創業から今までで賞を多く受賞しています。一例を簡単に記載しました。

ジョンフォスターの簡単な受賞歴
・1851年にロンドン博覧会でモヘア生地で一等を、糸では金メダル受賞。(写真上)
・1960年~70年代にかけて、ジョンフォスター製品が色々な国際的な賞を受賞。(写真下左)
・2006年に「英国女王賞 国際貿易部門」を受賞。(写真下右)

何度も賞を受賞している事から、ジョンフォスターの数々の製品が国際的に認められているといえます。また女王賞を受賞している事から、企業としての評価も高いことが伺えます。

※英国女王賞
女王陛下により毎年贈られるもっとも名誉あるビジネスにおける功績を称える賞で、成功を収めた英国の企業・機関を認定するもの。

ジョンフォスターの生地について

引用:https://www.global-style.jp/enjoy-order/?p=3384

つぎにジョンフォスターの生地の特徴についてです。

1.生地の特徴
2.仕上がりの印象
3.日本での種類の数
4.価格帯について

自身の経験則も交えながら上記の流れ解説していきます。

1.生地の特徴

ジョンフォスターの特徴として以下が挙げられます。

ジョンフォスターの特徴
・コストパフォーマンスが良い。
・耐久性が高い。
・生地の質感がちょうどいい

価格について後述しておりますが、そこまで高額になりませんしかも生地の耐久性もあるので、長持ちしやすい生地です。また生地自体の肌触りは本来のイギリス生地の堅さでなく、イタリア生地程柔らかくもありません。つまりちょうどよい堅さの肌触りも特徴です。

2.仕上がりの印象

仕上がりは光沢感が少ないためクラッシックな印象となります。なので誠実で真面目な印象を相手に与えれます。個人的な感想ですが、生地の色柄も激しい色や柄は少なく、ベーシックなものが多い印象です。

3.日本での種類の数

結論から申し上げて、種類の数はそこまで多くありませんなので派手さがある生地は少なく、ビジネス向きのベーシックな柄が多めです。また日本でジョンフォスターのバンチブック(生地の見本帳)が何冊も置かれているお店を見た事が正直ありません。下記の写真のバンチブック(発行元:鷹岡株式会社)にまとめられていることが多いです。

ジョンフォスターをお探しの方は写真のバンチブックを探してみてください。

※注意
このバンチブックの表紙は茶色の時もあれば、赤色、緑とシーズンによってコロコロ変わります。そして写真の記載の「WOODHEAD」はジョンフォスターと違い、別メーカーです。
(バンチブックの中でジョンフォスターからWOODHEADに変わる際に透明な仕切りがあるので、見分けがつくと思います。)

引用:https://www.kleis.co.jp/11733

4.価格帯について

前述のとおり日本では流通量が少なく、そこまで種類も多くありません。価格もカノニコやゼニアのような生地の種類によるバラつきも少ないです。購入できるおおよその価格はこちらで、品質から見ると安いです。

ジョンフォスターの価格:5万円~7万円

ただしお店による価格のバラつきはございますので、悪しからずご了承ください。

ジョンフォスターの世間的評価

最後にジョンフォスターが世間ではどのような評価を受けているかを私の実績ベースでお話していきます。流れはこちらです。

1.取り扱っているお店
2.勤めていた時のお客様の反応

それではお話していきます。

1.取り扱っているお店

ジョンフォスターの生地は普段使いのスーツお探しの方にニーズのある生地です。なので高級店でないお店や町のオーダースーツ屋にはコストパフォーマンスの良いジョンフォスターのような生地が採用されています。

ジョンフォスターの取扱があるお店
・銀座山形屋
・テーラー渡辺
・GINZA Global Style
・SADA
・azabu tailor
・bref など

2.勤めていた時のお客様の反応

おしゃれなスーツを探している方には正直、響かなかったです。どちらかというとお仕事用で探されている方に多くご購入されていました。具体的にはこのようなかたに好まれご購入されていました。

ジョンフォスターを好まれた方
・銀行員などのかっちりした印象のお勤め先の方
・耐久性やシワに強いという実用性を重視される方

まとめ

本日はジョンフォスターについてお話してきました。本日の内容をまとめると以下となります。

本日のまとめ
・国際的に評価された技術力と歴史と伝統がある会社。
・生地感は耐久性があるので長持ち。なのに価格も安め。
・光沢感もそこまでないためクラシックな印象となる。
・日本ではそこまで種類が多くない。
・柄はベーシックが多めなのでビジネス向けのスーツになる。

以上、ご参考までに^^

※ジョンフォスターとよく比較される生地について知りたい方はこちらをご覧ください。
アルフレッドブラウンを知らない?全人類が知る○○で採用される生地
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