こんな悩み持っている方いませんか?
「シャツが出てくるのが気になる!」
この悩みと無縁の方もいるかと思いますが、特定の方はかなり気になっていると思います。
そんなシャツが出てくる人は自分の体型が悪いからシャツが出てくるとか思っていないですか?
そんなことを思っている方は安心してください。あなたが原因ではなく、着ている服になにかしらの原因があるんです。
じゃあそれは何なんだとなりますよね。それをこの記事で解決します。
今回の記事を読むと分かる事
・シャツが出る要因が分かります。
・シャツを出にくくする対策が分かります。
・アイテムを使ったシャツを出にくくする対策が分かります。
それでは本編をお話していきます。
【シャツが出る要因】
シャツが出てくる要因は何個か考えられます。それぞれの要因をお話していきます。
パンツのウエストがゆるい。

ウエストがゆるいと、パンツとシャツとの接地している面積が少ない分しっかり留めておくのが難しくなります。なのでスルスルとシャツが出てきます。
ちなみにパンツが大きくウエストをベルトできつくしめると、パンツの痛む原因となります。
シャツの着丈が短い
シャツの横の部分(👇写真赤丸部分)が大きく切れていますよね。着丈が短いと横もそれより短いので当然、手を挙げた際に横からはみ出してきます。

【シャツを出にくくする対策】
先程の要因からの対策をそれぞれお話していきます。
パンツのウエストを合わせる。
当然ながらピッタリのウエストのパンツにする事です。
しかし、この悩みの方は既製服で合わないから悩んでいると思います。
なので街の修理屋にウエスト詰めをお願いしてもらうのが一つの手です。
ウエストの目安は親指1,2本はいるとジャストです。
ただしウエスト-3㎝以上と大きく詰める場合は要注意で、お尻周りの大きさが小さくなるのと三方詰め(写真)になり普通より値段が上がるからです。

(三方詰め:写真の赤丸3部分を詰めるやり方。約5,000円 一方詰め:真ん中の赤だけ詰める。約3,000円)
なのでお尻周りがもともと余裕がないスラックスを履いていらっしゃる方はウエストを詰めるのは慎重になられた方が良いです。詰めてさらに余裕がなくなると座ったときに真ん中からスラックスが破れる可能性が高くなります。
着丈が長いシャツを選んで購入する。

着丈が長いものを選ぶ。こうすることで横から出てくることも減ってきますし、スラックスからシャツが出にくくなりますよ。
シャツの着丈の後ろがおしり隠すくらいがいいと思います。実際に私も含めてですがオーダーのスタッフはそのように測っていました。
【他対応策】
先程の対策が難しい方は、付属品を利用する事により対応する事も可能ですので、そのあたりを詳しくお話していきます。
マーベルトゴムを付ける。

スラックスにマーベルトゴム(写真)をつけるのが良いと思います。
シャツとの接地面の摩擦を多くすることでシャツが出にくくなります。
オーダーではオプション(約1,000円)の所が多いので、店員さんに聞いてみても良いかもしれません。
マーベルトゴムを付ける上で懸念しないといけない事はほぼありません。
強いて言うなら、スーツの着用年数がかなり長い方は、ゴム部分が経年劣化でボロボロになる可能性もあります。しかし、そのような事例はスーツ屋に勤めている時には聞いたことがないので、あまりお気になさらずでいいかと思います。
脇尾錠を付ける。

購入を考えられている方には脇尾錠(画像)というものもお勧めです!
これでウエストを縛れるので、ベルトも必要なくなります。
ベストを着る際にベルトに乗っかって見た目が不細工になるときもあるのですが、脇尾錠でベルトをしない場合それも気にしなくてよくなりますよ^^
クラシカルなスーツをお好きな方にもおすすめですね。
※補足※サスペンダーについて
かなり脱線して上の写真にサスペンダーが付いていたのでサスペンダーの注意点を簡単に書きます。
サスペンダーにはスラックスを挟み込むタイプと挟み込み出来ず下の写真のようにスラックス裏のサスペンダーボタンを利用して付けるタイプがあります。サスペンダーボタンが付いてない場合は下のタイプは付けれないのでご注意ください。

【まとめ】
シャツを出にくくするには
- ウエストを詰める。
- シャツの着丈を長くする。
- マーベルトゴムを付ける。
- 脇尾錠を試してみる。
以上いかがでしたでしょうか。
関連生地 ・スーツの直し!スラックスのウエストがきつい方やゆるい方限定です!