前回の投稿で革靴の選び方でもデザインについてお話しました。そこで
- 内羽根式と外羽根式の違い
- フォーマルな革靴
- カジュアルな革靴
- フォーマルとカジュアルの兼用しやすい革靴
について詳しくなったかと思います。
しかしまだ不完全です。革靴でお話できていない残りの基礎的な部分をお話します。
ではそれが何かというと「サイズ」です。サイズをちゃんと合わさないと
- 足にタコができる。
- 魚の目になる。
- 足が臭くなる。
と嫌なことばかりです。なので本日は
【閲覧注意】サイズがあわないと足が臭くなる!革靴を選ぶ3ポイント【WEEK10】
というテーマでお話します。この記事を読めば、
- 革靴のサイズ表記が分かります。
- 革靴のサイズの選ぶポイントが分かります。
- 足が臭くなる原因も分かります。
それではお話していきます。
革靴のサイズを合わした方が良い理由

まず最初に、なぜサイズを合わさないとどうなるかというと「足が疲れる。」「足裏が臭くなる。」というデメリットがあります。
それでは、それぞれお話していきます。
足が疲れる。またはけがに繋がる。
靴のサイズが大きいと、体感的に靴を重く感じます。そのため疲れやすくなります。
逆に靴のサイズが小さすぎると足に痛みが生じ、靴ずれやタコの原因になります。
靴のサイズを合わせれば思い靴も軽く感じられ、さらにケガのリスクも無くなります。
もし現時点で革靴が大きい方は
- 中敷きを入れてサイズを調整する。
- 紐をしっかり結んで足を固定する。
を行う事で改善されます。
足裏が臭くなる。
サイズを合わさないと足が臭くなります。なぜなら足裏に汗をかきやすくなるからです。
どういうことかと言うと、サイズがゆるいと歩行時に靴内で足がずれ動きます。
そのずれ動きにより摩擦熱が生じ、靴内が暑く蒸れた感じになっているのです。
つまりサイズがあっていないと靴の中の温度が上がり、通常以上に汗をかきやすくなるということです。
逆にずれ動きが無くなれば問題ありません。
なので現時点でサイズの大きい革靴を履いている方は、先ほどと同じですが、
- 中敷きを入れてサイズを調整する。
- 紐をしっかり結んで足を固定する。
を行う事をおすすめします。だいじな事なので2度言いました(笑)
ここまでのまとめ ・革靴のサイズが合っていないと足が疲れたりケガに繋がる。さらに足も臭くなる。 ・革靴のサイズが大きい方は中敷きを入れてサイズを調整したり、紐をしっかり結んで足を固定すると改善される。
革靴のサイズ選びのポイント
先程お話した「足にケガ」や「足が臭い」という事が起こらないように、サイズ選びは重要ポイントです。なのでサイズを決めるときは「足が1番むくんでいる時」「スニーカーサイズより小さめにする。」「フィット感を確かめる。」を行うことが重要で、この3ポイントを抑えて置けばいいです。
ではそれぞれお話していきます!
足が1番むくんでいる時

足が1番むくんでいる時に試着してください。
なぜなら次の日に履いてみたらきつくて足が入らないという事が起こりにくいからです。
そのためにご自身のむくんでいる時間を知る事が重要です。
一般的には夕方〜夜にかけて足サイズが大きくなる傾向があります。
理由として人が起きている時は足が下になるので血流が足に行きやすいのですが上半身に行きにくいからです。
つまり起きてから時間が経過すると、徐々に足がむくんでくるという事です。
しかしこれは個人差があり一概には言えません。なのでご自身の体調をしっかり把握しておいてください。
スニーカーサイズより小さめにする。
革靴を選ぶ際、必ずスニーカーのサイズよりも小さくしてください。
なぜなら革靴を選ぶ際は革靴とスニーカーでサイズ表記の考えが違うからです。
どういうことかと言うと
革靴のサイズ表記

- 素足のサイズが基準となっている。
スニーカーのサイズ表記

- 実際の靴の大きさが基準となっている。
例えば、実際の素足の長さが26㎝でスニーカーが27.5㎝がジャストサイズの方は
- スニーカーサイズ=27.5㎝
- 革靴のサイズ=26㎝(=実際の足の長さ)
となります。
ではどのくらい小さいサイズにした方が良いかと言うと、
一般的にスニーカーのサイズよりも1~1.5センチ程度革靴は小さいサイズが良いみたいです。
しかし足のサイズや形に個人差があるため、あまり参考にはせずに必ず試着を行ってください!
フィット感を確かめる。
フィット感を確かめるポイントは4つだけです。
上記①~④のことが出来ていないと、こんなことが起こります。
- ①が出来ていない→ キツ過ぎると圧迫感を感じて歩行時に痛みが出ます。逆にゆるすぎると靴擦れします。
- ②が出来ていない→ 隙間が大きすぎると履きジワが深くなりすぎたり、甲の皮膚が履きジワに挟まり痛みを伴うようになります。
- ③が出来ていない→ 靴がカパカパしてしまう。
- ④が出来ていない→ 靴擦れが多発します。
こんなことにならないようにしっかりサイズを合わせることをおすすめします!
ここまでのまとめ ・購入をするときは足が1番むくんでいる時間に試着する。 ・いつも履いているスニーカーのサイズよりも革靴のサイズは小さくする。 ・試着はかならずする。
革靴のサイズ表記
最後にサイズの目安をお伝えします。なぜお伝えするかというと革靴のサイズ表記は日本表記と違う場合が多く、この知識をしらないと店員さんなしで選べないからです。
ではサイズを具体的に見ていきましょう。下の表をご覧ください。
日本サイズ(JP) | 24.5 | 25.0 | 25.5 | 26.0 | 26.5 | 27.0 | 27.5 | 28.0 |
ヨーロッパサイズ(EU) | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 |
イギリスサイズ(UK) | 6.0 | 6.5 | 7.0 | 7.5 | 8.0 | 8.5 | 9.0 | 9.5 |
アメリカサイズ(US) | 6.5 | 7.0 | 7.5 | 8.0 | 8.5 | 9.0 | 9.5 | 10.0 |
国によってサイズの表記が異ることがお分かりいただけたかと思います。
なので、26㎝の革靴を買おうと思えば店員さんに頼らずとも目安が分かるという事です。
注意点としてご紹介したサイズ表記はあくまでも一般的な表記です。
もちろん革靴を成型する木型(ラスト)やブランド、デザインにより大きさが異なります。
なのでサイズを絞るための目安とお考え頂き、必ずご試着してください。
まとめ
- 革靴のサイズが合っていないと足が疲れたりケガに繋がる。さらに足も臭くなる。
- 革靴を選ぶ時間は一番むくんでいる時間を選ぶ。
- フィット感を確かめるために試着は必ず行う。
以上、ご参考までに^^
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