いつも仕事で着用しているスラックスが
「きつくなってなってきた」
「ゆるくなってきた」
などの時に、
どこに持っていけば良いの?
料金はいくらくらい?
時間はどれくらいかかるの?
という悩みが出てくると思います。そこで本日は、
スーツの直し!スラックスのウエストがきつい方やゆるい方限定です!
この記事を読めば、
- スーツの直しはどこがいいのかが分かります
- ウエスト修理の料金について大まかに分かります。
- ウエスト修理にかかる時間について分かります。
それでは本編をお話していきます。
【スーツの直しはどこで出来るのか?】

ウエスト修理が出来るお店は、「スーツを購入した店」もしくは「町の修理業者」です。
私のおすすめは「スーツを購入した店」です。
※町の修理業者はイオンモールなどに入っています。例えば
- マジックミシン
- ママのリフォーム
- リフォームスタジオ など
スーツ屋の方が良い理由
なぜなら、購入したスーツの寸法データを把握しているからです。
スーツ屋に依頼した時の流れ
例えば、オーダースーツ屋でスーツを購入し、その後、修理を依頼した場合、
- お客様と一緒にサイズを確認。
- お客様が帰られたら、修理箇所の実寸を測る。
- お客様のデータと実寸に差異がなかったのか確認。
- 修理業者に修理を出す。
- 仕上がったら、修理業者に依頼した寸法と実際に仕上がった寸法を確認。
- 正しい寸法をデータに反映させる。
という流れで作業します。
つまり何度も検品を行います。
なので間違った寸法で仕上がる可能性が低くなります。
スーツ屋に依頼した時のデメリット
デメリットとしては、修理業者に直接依頼するよりも料金が高くなることが多いです。
なぜならスーツ屋も儲けないといけないので、修理屋に請求された修理金額に上乗せして、お客様に修理代を請求しているからです。
なので、料金を重視する場合は町の修理業者に依頼した方がよろしいかと思います。
ここまでのまとめ
スーツ屋に依頼した場合、何度も検品作業が入るので、
- 手直しした寸法に安心感がある。
- 今後、そのスーツ屋を利用する場合、サイズを測らなくても正確な寸法を把握している。
というメリットがあります。
このような理由から、町の修理業者より料金が高くなったとしても購入したスーツ屋の方を私はお勧めします。
【ウエスト修理の料金について】

修理するサイズ量により変わります。
なぜなら修理する内容によって修理方法を変えないと、着心地が悪くなったり、バランスが悪くなるからです。具体的な方法をご説明してから料金についてお話します。
ウエストの修理方法
ウエストの修理方法には2つあります。
- 一方詰め、出し
- 三方詰め、出し
2つある理由として修正するサイズの大きさによって使い分ける必要があるからです。
ではそれぞれの特徴をお話していきます。
一方詰め、出し

写真の赤丸一か所だけを調整するやり方です。この手法では
- 調整量出来る範囲は約3㎝まで
- 1か所のみなので、料金は比較的安い。
特徴があります。
三方詰め、出し

写真の3か所を調整するやり方です。この手法では
- 調整量が4㎝以上必要な時
- 3か所調整するので、一方よりも値段が高い。
という特徴があります。
サイズの調整量が多い時に三方である理由
サイズの調整量が多い時に一方よりも三方の方がバランスが良くなります。
理由としては全体を満遍なく修正できるからです。
例えば、5㎝詰める場合、一方は当然後ろのみ5㎝詰めます。対する三方では後ろ2㎝、左右1.5㎝と分けれます。
つまり三方では全体を満遍なく調整できるのでスラックスのバランスが崩れにくくなるというわけです。
では料金についてお話します。
料金の相場
前述の通り、一方よりも三方の方が工程数も多くなるので、値段が高くなります。大体の相場ですが、
- 一方:2,500円
- 三方:6,000円
と思われます。
お店によって価格も変わりますので、一度お店にご確認することをお勧めします。
ここまでのまとめ
3㎝まで ・一方で調整できる。 ・価格も安め。 ・相場は2,500円。
4㎝以上 ・バランスを考え、三方での修理となる。 ・価格も高め。 ・相場は6,000円
【ウエスト修理にかかる時間について】

スーツを購入したお店で修理を依頼した場合、どちらとも7日くらいで仕上がります。
そんなにかかるのかとお思いの方もいらっしゃるかと思いますので、事情を簡単に説明します。
日数がかかる理由
スーツ屋によって異なりますが、
- 修理する商品が集荷や納品される日が決まっています。
- 修理業者も色々なアパレルと提携している。
が挙げられます。
集荷や納品される日が決まっている。
修理業者も毎日集荷や納品でスーツ屋に来ません。なので修理を依頼された日が修理の集荷日でなければ、修理されるのも遅くなります。
例えば、以前私が勤めていた所は、月、水、金に集荷と納品に来られていました。
お客様から土曜日に修理をお伺いしたら、月曜日に集荷されますので、このタイムラグによりどうしても日数がかかっていました。
他社とも契約をしている。
修理業者を専属で契約しているスーツ屋は少なく思います。なので修理業者の方も色々な会社の修理品を預かりますので、順番にこなさなければいけないからです。
ここまでのまとめ
以上の事により、スーツ屋で修理を依頼する場合は時間がかかってしまいます。
なのでお急ぎの方は直接、修理業者に依頼される方が仕上がりは早くなります。
おそらく2~3日ほどは早くなると思います。
【まとめ】
ウエストの直しは
- スーツを購入したお店か町の修理屋で出来る。おすすめはスーツを購入したお店。
- ウエスト3㎝まで2,500円、4㎝以上は6,000円かかる。
- 修理期間は7日前後。早まるときもある。
以上、ご参考までに。
関連記事 ・スーツのサイズを直すにも限界がある?修理が可能範囲や料金について